投稿日 : 2021年6月4日
オンライン決済のシステムや種類を紹介!導入前に知っておきたいこと
近年、ECサイトでクレジットカードなどのオンライン決済を利用するユーザーは増加傾向にあります。
オンライン決済を導入することで、消費者にさまざまな決済手段を提供できるようになります。
しかしオンライン決済にはさまざまな種類があるため、「どのような種類を導入すればよいか分からない」とお悩みの人も多いのではないでしょうか。
本記事では、導入前にまず知っておきたいオンライン決済のシステムや種類についてご紹介します。
オンライン決済とは
オンライン決済とは、インターネット上で行う決済手段のことです。
オンライン決済を導入すれば、インターネット上でクレジットカードなどの決済手段の提供が可能になります。
通販サイトはもちろん、美容院や飲食店、宿泊施設などの事前決済にも向いています。
近年、オンライン決済を利用するユーザーは増加傾向にあるため、利用者を増やしたい事業者の方にも適した方法といえるでしょう。
オンライン決済の種類
代表的なオンライン決済は、以下になります。
- クレジットカード決済
- 口座振替(デビットカード)決済
- キャリア決済
- 電子マネー決済
- ID決済
- コンビニ決済
それぞれの特徴や決済方法について詳しくご紹介します。
クレジットカード決済
クレジットカードを用いて決済する方法です。
分割払いなど支払い方法が豊富で、カードごとにポイントが付くなど、ユーザー側にもメリットの多い方法です。
オンライン決済の際に、クレジットカード払いを選択するユーザーは75.7%となっており、国内のオンライン決済で最も利用されている決済方法です。
口座振替(デビットカード)決済
支払いと同時に銀行口座から即座に引き落とされる、デビットカードを使った決済方法です。
クレジットカードは決済金額が後日まとめて引き落とされますが、デビットカードはリアルタイムで引き落とされるのが特徴です。
自身の支払い能力を超えた決済ができないため、事業者側もユーザー側も安心して利用できる方法といえます。
キャリア決済
携帯電話のキャリアを利用して決済を行う方法です。
携帯電話を持っていれば利用できるため、ユーザーにとって利用しやすい方法といえます。
電子マネー決済
電子マネーを使った決済方法です。
WebMoneyやBit Cashなどがあります。
ID決済
IDとパスワードを入力して決済する方法です。
ユーザーは簡単に支払いが可能で、事業者は自社サイトへの集客が見込めるため、近年注目されています。
LINE Pay、FamiPay、PayPayなどがあります。
コンビニ決済
コンビニエンスストアで決済する方法です。
クレジットカード決済に次いで利用者が多く、38.4%を占めています。
出典:総務省「令和元年通信利用動向調査報告書(世帯編)」
オンライン決済の選び方
上記でご紹介したように、オンライン決済にはさまざまな種類があります。
そのため、業種や自社のターゲット層などに合わせて選ぶ必要があるでしょう。
ここでは、オンライン決済の選び方についてご紹介します。
ECサイト
ECサイトでは、クレジットカード決済やコンビニ決済を使う方が多いので、この2つを取り入れるのがおすすめです。
3番目に利用者が多いのは「代金引換」ですが、こちらは手数料がかかるため慎重に検討しましょう。
デジタルコンテンツ
漫画やゲームなどのデジタルコンテンツは、若年層が利用することが多いので、キャリア決済のニーズが高いでしょう。
またクレジットカード決済やコンビニ決済のニーズも高いため、多くの決済手段を用意している事業者も多いです。
宿泊施設・旅行サービス
宿泊施設や旅行サービスは現地で決済することも多いですが、近年は事前決済も増えています。
利用者の多いクレジットカード決済や、海外の方でも利用しやすいID決済(Apple Pay、Google Pay)がおすすめです。
ただし海外の方にアピールするなら、外国語のホームページを用意しないと効果は薄いでしょう。
自社の商材と相性の良いオンライン決済を取り入れよう
オンライン決済は事業者にとっては自社サイトに集客が見込め、ユーザー側にとっては決済手段の選択肢が増えるなど、双方にとってメリットのある方法です。
導入する際には、自社の商材とターゲット層に合ったものを取り入れるのがおすすめです。