投稿日 : 2021年7月9日
プリペイド式クレジットカードの特徴。決済導入するメリットとは?
クレジットカードの一種として注目されているのが、プリペイド式クレジットカードです。
クレジットカードのように審査がないため、利用するユーザーは数多くおります。
本記事では、プリペイド式クレジットカードの決済導入を検討している事業者に向けて、プリペイド式クレジットカードの概要や決済の導入方法、導入のメリットなどをご紹介します。
プリペイド式クレジットカードとは
プリペイド式クレジットカードとは、プリペイド(前払い)を採用したクレジットカードのことです。
あらかじめカードに入金(チャージ)しておき、その金額分を決済に使うことが可能です。
通常のクレジットカードのようにクレジットカード番号が割り振られており、クレジットカードのように決済できます。
前払いのため審査が不要で、コンビニなどで購入したり、アプリなどから入会したりすることですぐに使用できるのが特長です。
また、サービスによってはカードレス形式のものや、オンラインショッピング専用のプリペイド式クレジットカードも登場しています。
年齢制限も緩やかなため、気軽にキャッシュレス決済ができるツールとして注目されています。
プリペイド式クレジットカード決済の導入方法
プリペイド式クレジットカードは、通常のクレジットカードと決済方法が異なりますが、店舗側にクレジットカード決済端末機があれば、新しく端末機を導入する必要はありません。
「VISA」や「Mastercard」など国際カードブランドのついたプリペイド式クレジットカードは、クレジットカード決済ができる設備があるところであれば、基本的に決済が可能です。
クレジットカードと同様にプリペイド式クレジットカードを受け取り、専用端末でカード情報を読み取って決済を行います。
プリペイド式クレジットカード決済導入のメリット
事業者側から見たプリペイド式クレジットカード決済導入のメリットには、以下のようなものがあります。
メリット1:レジ業務効率向上&高速化
プリペイド式クレジットカード決済は、基本的にクレジットカード決済と同様なのでレジ業務効率化や高速化が期待できます。
クレジットカードと同様に、専用端末でカード情報を読みこむことで決済をするため、素早く支払いを完了できます。
また、釣銭の受け渡しもなく、釣銭不足の心配もありません。
管理する現金も少なくなるため、盗難や紛失のリスクも軽減できるでしょう。
メリット2:クレジットカードを持たない層の獲得にもつながる
プリペイド式クレジットカードは、クレジットカードを持たない層の獲得も期待できます。
プリペイド式クレジットカードはクレジットカードのように審査がないため、比較的入手しやすいのが特長です。
また、あらかじめ入金(チャージ)した金額以上の商品を購入できないため、使いすぎる心配もなく、幅広い年齢層の方が利用しています。
若年層にも人気があるため、新規顧客の獲得にもつながるでしょう。
メリット3:即時決済が可能なためリスクが少ない
プリペイド式クレジットカードは即時決済のため、後払いの決済方法のように代金未回収のリスクはありません。
通常のクレジットカード決済と同じ端末機で決済が可能
プリペイド式クレジットカードはクレジットカードと同様に決済を行うため、クレジット決済に対応した端末があれば新たに端末機を導入する必要はありません。
レジ改修や新たな端末機導入の手間やコストがかからないため、比較的導入しやすいキャッシュレス決済方法といえます。
また前払い式なので、代金未回収のリスクがないのも特長です。
プリペイド式クレジットカードの導入を考えている事業者は、導入を考えている端末機や、既に導入している端末機がプリペイド式クレジットカードに対応しているか確認してみてはいかがでしょうか。