投稿日 : 2023年3月10日
口座振替の決済はいくつある!?代行サービスの利用も検討しよう
ECサイトなどで一般的な決済方法である口座振替ですが、複数の種類があるのをご存知でしょうか。
種類が多いほど顧客にとって便利になりますが、顧客側としては手数料が増えてしまうこともあります。
本記事では口座振替系決済の知識として、口座振替系決済の種類、代行サービス、決済インフラについてご紹介します。
口座振替系の決済
主な口座振替系の決済には、以下が挙げられます。
- 口座振替
- ペイジー
- デビットカード
- クレジットカード
- キャリア決済
- SMS決済
- 海外ウェブ決済
口座振替
口座振替は、料金の支払いが自動的に銀行の口座から引き落とされる方法です。
企業が顧客からの申込書を、銀行に提出して登録することで導入します。
他の先進国と比較して多く使用されています。
ペイジー
ペイジーは、決済をパソコン、スマホ、インターネット、ATMなどから支払える方法です。
24時間支払いが可能なのが特徴です。
2001年に開始された決済インフラ・電子決済における収納代行サービスで、ほとんどの銀行で利用できます。
デビットカード
デビットカードとは、預金口座と紐づけされている即時決済用のコードです。
金融機関が発行するカードで、決済に使用すると代金が預金口座から引き落とされます。
VisaやJCBなどの国際ブランドも参入しています。
クレジットカード
クレジットカードは、代表的な後払い決済手段です。
16桁の番号などが記載されたカードを使用し、暗証番号で照合します。
インターネットで使用する場合は、3桁のセキュリティコードが使用される場合が多いです。
キャリア決済
キャリア決済は、スマホや携帯電話のキャリアが加盟店から譲り受け、その代金をキャリアの携帯電話料金と一緒に支払う方法です。
「ドコモケータイ払い」「auかんたん決済」「ソフトバンクまとめて支払い」などがあります。
請求書には、通話料金と分けて表示され、利用履歴が残ります。
SMS決済
SMS決済は、スマホのSMS(ショートメッセージ)を用いて決済用URLを送信する決済サービスです。
決済用のURLを顧客へSMSを使って送信し、顧客は受信後にURLをクリックして決済します。
海外ウェブ決済
海外ウェブ決済は、海外の利用者が自国の通貨を使ってクレジットカード決済ができるサービスです。
決済代行サービス
決済代行サービスとは、決済代行サービス会社が行うサービスです。
現在、複数の決済の代行が可能です。
クレジットカード、代金引換、銀行振込、コンビニ、電子マネー、ネット銀行、収納代行、口座振替など、あらゆる決済に対応しています。
2021年4月に、決済代行サービスの監督を通じて安全性を高める「改正割賦販売法」が施行されました。
シー・ピー・エージェントの代行サービスは、以下のさまざまな決済方法に対応しています。
- 店舗向けクレジットカード決済
- 店舗向け電子マネー決済
- モバイル決済
- 法人カード
- 口座振替
- QRコード決済
- ネット決済、かんたん決済、継続決済
- 提携カード発行
カード会社との面倒な手続きはすべて任せることができ、クレジットカード端末の初期費用・月額費用が無料で利用できます。
決済インフラ
決済や金融は、ITサービス企業と深い関係を持っています。
その中でもNTTデータは、決済システムから決済代行まで、さまざまな決済インフラの運用や対応を行っています。
NTTデータは、金融機関同士や小売会社、クレジットカード会社などの決済・収納窓口を結ぶ大規模ネットワークシステムを開発しました。
ここでは、そのラインナップについてご紹介します。
日銀ネット
日本銀行金融ネットワークシステムの略称です。
日本の中央銀行である、日本銀行の決済システムです。
日本の決済の中核となります。
全銀システム
全国銀行データ通信システムで、内国為替取引システムのことです。
全国の金融機関相互でオンライン処理が可能になっています。
統合ATM
統合ATMスイッチングサービスの略称で、金融機関が保有するATMの相互利用取引電文を中継するサービスです。
他行のATMを利用する現金の相互利用取引電文を中継するサービスを指します。
他行ATMを利用する現金支払い、残高照会、自公ATM、インターネットバンキングによる他行への振込に伴う各種サービスの提供などを行っています。
口座振替の決済について知ろう
口座振替の種類は複数あり、それぞれ特徴があります。
種類を増やせば顧客にとって利便性が高まるため、売上の増加が期待できますが、手数料や手間の増加も生まれてしまいます。
そんな時に便利なのが、決済代行サービスの利用です。
決済代行に関わるすべての業務を代行してくれるため、利用を検討してみてはいかがでしょうか。