投稿日 : 2024年5月24日
QRコード決済導入による効果。具体例を紹介
近年、スマートフォンの普及と政府のキャッシュレス推進策により、日本のキャッシュレス化が急速に進んでいます。
その中でも、注目を集めているのが「QRコード決済」です。
QRコード決済とは、表示されたQRコードを読み取り端末で読み込むことで、簡単に支払いができる決済です。
本記事では、実際にキャッシュレス決済代行会社を利用した方の声を一部抜粋して、QRコード決済を導入したことによる効果やメリットをご紹介します。
QR決済の現状
QRコード決済は、近年最も急速に普及しているキャッシュレス決済手段の一つです。
経済産業省の調査によると、2022年のキャッシュレス決済比率は36.0%です。
そのうち、QRコード決済は2.6%(7.9兆円)で、前年の1.8%(5.3兆円)を大きく上まわる結果となっています。
出典:経済産業省「2022年のキャッシュレス決済比率を算出しました」
QR決済の導入による効果・メリット
QRコード決済は、スマートフォンでQRコードを読み取ったり、店舗側に読み取ったりしてもらうことで簡単に支払いができるため、利便性の高い決済手段として多くの店舗で導入されています。
ここでは、どのような事業者がQRコード決済代行を利用しているか、利用による効果やメリットなどの例を紹介していきます。
導入事例1:飲食店
QRコード決済を導入してすぐは月に1~2件程度の利用者数だったようですが、数ヶ月後には1日に2.3件利用されるくらいに利用率が伸びたようです。
クレジットカードの利用者も合わせると、約3割の顧客がキャッシュレス決済を利用する結果となってようです。
通信機器が苦手な人でも導入しやすく、簡単に操作できるのがQRコード決済の強みといえるでしょう。
導入事例2:設備業を営む事業者
QRコードを貼っておくことで、訪問先でもその場で決済してもらえることもあるようです。
QRコード決済であれば数日後に入金されるため、請求書払いよりも入金が早くなり、資金繰りにゆとりが生まれるでしょう。
導入事例3:イベントでの活用
以前は、現金しか使用できないイベントも多く存在しました。
また、100円玉などの小銭が必要なイベントも多かったようですが、QRコード決済を導入したことでイベント参加者が小銭を用意する必要がなくなり、利用者に手間がかからなくなっているようです。
導入事例4:各種スクール・教室
これまでキャッシュレス決済の導入は複雑だと考えていたようですが、QRコード決済の導入はイメージよりも簡単だったようです。
毎月の月謝+材料代は利用者によってさまざまとなりますが、決済代行サービスから提供された管理画面を使い、リストから金額変更してボタンを押すだけで管理ができるようになります。
導入事例5:小売店①
通常決済よりも、QRコード決済の決済単価が高くなったようです。
ある店舗では、通常決済と比較してQRコード決済を利用した顧客の決済単価が、約70%高くなったようです。
導入事例6:小売店②
QRコード決済を利用する顧客が増えることで、会計の時間短縮や衛生面の改善につながることを期待して導入したようです。
スマホ決済の認知度が増えるごとに、スマホ決済サービスを利用する顧客も増えたようです。
導入事例7:小売店③
従来までは、現金しか取り扱っていない買取業務をしている小売店であったため、待ち時間が長いという問題があったようです。
QRコード決済を導入して、買取金額の受取りをスマホで行うことで「店内で待たなくても良い」という強みが生まれました。
QRコード決済の導入事例を知っておこう
QRコード決済導入には顧客満足度向上、売上アップ、業務効率化など、様々なメリットがあります。
近年、キャッシュレス化がますます加速していく中で、QRコード決済は今後多くの店舗で導入されていくことが予想されます。
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