投稿日 : 2021年7月2日
スマホ決済の種類と導入するメリット。セキュリティーについても紹介
近年、スマホ決済が急速に普及しており、導入を考えている事業者も多いのではないでしょうか。
しかし、スマホ決済には多くの種類があるため、どの決済方法に対応すればいいのかと迷うこともあるかもしれません。
本記事では、スマホ決済の概要と種類、導入するメリットなどをご紹介します。
スマホ決済とは
スマホ決済とは、スマホ決済専用端末を用いた決済サービスです。
スマホと専用決済端末を連携し、クレジットカード決済やQRコード決済、電子マネー(非接触IC)決済などを行うサービスのことを指します。
一般的に、スマホと決済端末は無線で接続されるため、インターネット環境さえあればどこでも決済ができるのが特徴です。
現金やクレジットカードがなくても決済が可能なことから、顧客のニーズも高まっています。
スマホ決済の種類
スマホ決済で利用できる代表的な決済方法には、以下の3種類が挙げられます。
決済方法1:クレジットカード決済
国際ブランド(VISA、MasterCard、JCB、American Express、DinersClub)が記載されたクレジットカードのICチップや、時期ストライプを専用端末に読み取らせることで決済する方法です。
なお、シー・ピー・エージェントのスマホ(モバイル)決済端末は、基本的にこのクレジットカード決済のみの対応となります。
決済方法2:電子マネー(非接触IC)決済
事前にチャージした電子マネーを、端末にかざして決済する方法です。
スマホの決済アプリに、クレジットカードを登録することで利用可能です。
代表的なものに「Apple Pay」と「Google Pay」があります。
Apple Pay
Apple Payは、クレジットカードや交通系ICカードを登録することで、決済が可能になるApple社のサービスです。
日本で発行される多くのクレジットカードや、交通系ICカードと連携が可能です。
Google Pay
Google Payは、Android端末向けの決済サービスです。
Googleアカウントに登録したクレジットカード情報を利用して決済を行います。
クレジットカードだけでなく、電子マネーや交通系ICカードにも対応しています。
決済方法3:QRコード決済
顧客のスマホに表示されたQRコードを、店舗側が読み取るか店舗側が提示したQRコードを顧客側が読み取って決済する方法です。
非接触IC決済やクレジットカード決済とは異なり、銀行口座やコンビニからの入金が可能なため、クレジットカードを持っていない顧客も利用しやすいのが特長です。
また、iOSやAndroidなどスマホのOSに依存しない決済方法のため、アプリをダウンロードさえすれば多くの機種で利用可能です。
スマホ決済を導入するメリット
スマホ決済を導入するうえで、具体的なメリットは気になる点ではないでしょうか。
ここでは、スマホ決済を導入するメリットをご紹介します。
メリット1:決済がスムーズになる
多くの人が持つスマホを利用した決済を導入することで、決済がスムーズになることが期待できます。
たとえば、クレジットカード本体を使った決済の場合、店舗側がクレジットカードを預かって端末で読み取りをし、顧客にサインをしてもらったり、暗証番号を入力してもらったりする方法が一般的です。
スマホ決済の場合、専用端末にスマホをかざすだけで決済が完了します。
サインもスマホ画面で行うことが可能なため、スムーズに短時間で決済が可能になります。
メリット2:新規顧客の獲得につながる
スマホ決済に対応していることをアピールすることで、新規顧客の獲得が期待できます。
近年、キャッシュレス決済を求めている顧客も多いため、新規顧客の来店促進につながるでしょう。
また、キャッシュレス決済は現金の残高を気にすることなく買い物が可能なため、顧客単価が上がりやすいというメリットもあります。
メリット3:さまざまな店舗形態で利用可能
スマホ決済は、実店舗での利用はもちろん、イベント出店、店頭販売、デリバリーなどさまざまなシーンで活躍が期待できます。
釣銭不足の心配もないため、購入機会損失も防げるでしょう。
現金を持ち歩かなくてもよいため、防犯面でも安心です。
スマホ決済のメリットを知っておこう
今後スマホ決済は、さらに需要が増していくことが予想されます。
多くのメリットもあるため、キャッシュレス決済導入を考えている事業者は検討してみてはいかがでしょうか。