投稿日 : 2021年7月30日
飲食店のクレジットカード決済導入は必須の時代!導入前の確認ポイント
近年、クレジットカード決済を導入している事業者は多いですが、なかでも飲食店事業者にとってクレジットカード決済導入は必須といわれています。
本記事では、飲食店事業者に向けてクレジットカード決済導入率やクレジットカード決済を導入したほうが良い理由、導入前に確認したいことなどをご紹介します。
飲食店のクレジットカード決済導入率
クレジットカード決済導入を検討するなかで気になるのが、「どのくらいの店舗がクレジットカード決済を導入しているのか」という点ではないでしょうか。
ある調査では、約70%の飲食店がクレジットカード決済を導入しているようです。
近年は、クレジットカード決済が定番化していることに加え、訪日外国人の増加も影響していると考えられています。
飲食店がクレジットカード決済導入をしたほうが良い理由
飲食店がクレジットカード決済を導入することによって、以下のようなメリットが考えられます。
顧客単価が上がりやすい
クレジットカード決済に対応していることで、顧客は手持ちの現金を気にせずに飲食が楽しめるため、顧客単価の向上が見込まれます。
また、飲み会や接待、大人数が集まる打ち上げなどでは、クレジットカード決済が使えれば、顧客は支払いがスムーズに選択肢にしやすいでしょう。
多額の現金のやり取りをしなくても済むため、顧客と店舗側双方にとってメリットがあります。
キャッチフレーズとして発信できる
「クレジットカード決済対応」というキャッチフレーズを発信することで、顧客獲得が期待できます。
クレジットカードが使えるという安心感があれば、顧客は手持ちの現金を気にせず、安心して飲食ができます。
会計を気にせずに飲食ができるという安心感は、集客にもつながるでしょう。
また、企業の飲み会などでは法人カードを利用することもあります。
クレジットカード決済を導入することで、こうした団体利用にもアピールすることができるでしょう。
外国人観光客も利用する
クレジットカード決済を導入すれば、外国人観光客の集客も期待できるでしょう。
クレジットカード決済が使えるのが当たり前となっている外国人にとって、クレジットカード決済ができるというだけで来店する理由になる可能性があるからです。
年々、訪日外国人観光客は増えており、今後も世界中から来日する外国人観光客は増えることが予想されます。
外国人観光客の集客も考えている場合、クレジットカード決済の導入は不可欠といえます。
クレジットカード決済導入前に確認したいこと
メリットが多いクレジットカード決済ですが、導入前に確認しておきたいことも多くあります。
まずは、入金フローについてです。
クレジットカード決済は後払い方式のため、入金フローは長めになります。
そのため、売上金がいつ入金されるのが事前に確認しておきましょう。
入金フローをしっかり確認できていれば、資金繰りも安定して行えます。
次に、手数料についても知っておきましょう。
クレジットカード決済には手数料がかかるため、低額の会計が続くと黒字転換が遅くなる可能性があります。
また、決済代行会社を利用する場合は、決済端末機の決済方法の内容をしっかりと確認しておく必要があります。
決済代行会社によって決済端末機は異なり、対応している決済方法も異なるため、クレジットカード決済だけに対応していればいいのか、クレジットカード決済以外にも対応したいのかなど、事前に決めておきましょう。
クレジットカード決済導入にどんなメリットがあるか知っておこう
クレジットカード決済を導入することで、顧客単価の向上やキャッチフレーズとしての配信、外国人観光客の集客などさまざまなメリットが期待できます。
しかし、クレジットカード決済は現金とは違う入金フローになるため、事前に入金日や手数料について確認する必要があります。
メリットや導入時の注意点などを確認したうえで、導入を検討してみてはいかがでしょうか。