投稿日 : 2021年8月6日
POSレジは決済にどのようなメリットがある?仕組みを解説
レジにはいくつかの種類があり、その中でも注目されているレジが「POSレジ」です。
主にスーパーマーケットやコンビニなどの、複数のレジを抱える店舗やチェーン店などで導入されております。
本記事では、POSレジの概要や役割、メリットなどをご紹介します。
キャッシュレス決済導入を検討している方は、POSレジについての知識は身につけておきましょう。
POSレジとは
POSレジとは、「POSシステム」を導入したレジのことです。
POS とは「Point Of Sales」の略称で、POSシステムはレジ内の販売情報を記録し、マーケティングに活かすシステム全体を指します。
また、店舗経営や経営の改善に活用される場合もあります。
モバイル端末を使ったシステムも登場
当初は、ハードディスクとソフトウェアが一体化したレジとして提供されていましたが、近年ではスマートフォンやタブレットなどを端末として使えるようになりました。
モバイルPOSシステムは、従来よりも導入コストが抑えられるのが特徴です。
無線決済も可能なため、顧客のテーブルまで決済端末を移動させている飲食店もあります。
顧客にとっては自分の目の前で決済が完了するため、安心して利用できます。
また事業者側も、レジ端末と顧客の間を行き来する手間がなくなるというメリットがあります。
POSレジの役割
POSレジの主な役割は、以下のようなものがあります。
役割1:すべての店舗を一元管理できる
POSレジを導入すれば、すべての店舗の情報を一元管理できます。
たとえば、複数の店舗を展開するチェーン店や、ネットショップと実店舗を両方運営する店舗などの場合でも、POSレジがあれば各店舗の売上や在庫情報を本部ですべて管理可能です。
役割2:各店舗の売れ筋商品を把握できる
POSレジでは売上や在庫情報を管理できるため、各店舗の売れ筋商品を把握できます。
他の店舗まで出向かなくても、POSレジを確認するだけでリアルタイムに管理が可能です。
役割3:会計処理の簡略化が可能
POSレジはバーコードを読み取ることで会計を行います。
混雑時やレジ操作に慣れていない人でも比較的簡単に操作ができるため、スムーズに対応ができます。
決済から考えるPOSレジのメリット
決済から考えたときのPOSレジを導入するメリットには、以下のようなものがあります。
- 売上や在庫管理に関するコスト削減
- 購入機会ロス防止
- 業務効率向上
商品を正確に把握するためには、POSレジによる「いつ、どの商品が、どれだけ売れたのか」というデータが役立ちます。
このデータによって商品の購入ロスを防げることは、大きなメリットといえるでしょう。
また、販売情報や在庫情報などをリアルタイムで一元管理することで、売上予測や在庫調整が可能となり、コスト削減につながることもメリットといえます。
売上・在庫状況・売れ筋情報を一元管理し、会計処理を簡略化することで、業務効率向上も期待できるでしょう。
POSレジの導入によって業務効率化やコスト削減につながる
POSレジを導入することで、売上状況や在庫管理を一元管理できるため、業務効率化につながります。
またリアルタイムに在庫状況を管理することで、在庫を多く抱えてしまうことや、在庫切れによる購入機会ロス防止にもつながるでしょう。
POSレジは特に複数店舗を抱えるチェーン店やネットショップと実店舗を併せて経営している事業者に大きなメリットがあるといえます。
売上状況や在庫管理をリアルタイムに一元管理したいと考えている事業者は、POSレジの導入を考えてみてはいかがでしょうか。